まきどき・収穫
- 育苗種まき:3月下旬~4月上旬
- 直まき:4月下旬~5月下旬
※発芽適温(地温)25~30℃のため、マルチ+不織布べたがけ or トンネル
また、直播きの場合は発芽はじめに鳥につつかれやすいので、不織布をベタ掛けして防ぎましょう。
出典: ymmfarm.com
- 収穫時期:7月中旬~8月中旬
畝幅・条間・株間
- 畝幅:90cm
- 条間:50cm ※受粉の関係で2条以上がよい。
- 株間:30cm
トウモロコシはまとめて種まきすると発芽率がよくなるので、ポットまきの場合も、畑に直播きする場合も、1穴に3粒をまきます。
出典: ymmfarm.com
間引き
本葉4枚の頃に(草丈20cmくらいまでに)間引いて、生育のよい株を1本だけ残します。
追肥・土寄せ・マルチの撤去
- 追肥2回
1回目:草丈50cm程度のときに、黒マルチを撤去。土寄せ。
2回目:茎の先端に雄穂が出た頃 - 化成肥料
草丈50cmの頃にマルチフィルムをはぎます。追肥と土寄せはこのフィルムはぎの後と、茎の先端に雄穂が出た頃に行います。追肥は速効性の化成肥料を1株当たり1握り程度(約50g)を株元のまわりにばらまき、まいた肥料が隠れる程度に通路部分から土を寄せます。
受粉
トウモロコシの雌穂は、他の株の雄穂から飛散した花粉により受粉し、同じ株の間では受粉しにくい特徴があります。そのため、家庭菜園など株数が少ない場合は、人工授粉しておく方が無難です。
雄穂を切り取り、雌穂のヒゲに擦り付けて花粉を付けます。
受粉後は、収穫まで土を乾かさないように水やりを行いましょう。
出典: ymmfarm.com
害虫対策
アワノメイガ
トウモロコシの天敵とも言える「アワノメイガ」。
体長5mm〜2cmほど、黄白色のイモムシ状の幼虫で、茎や果実に潜り込んで実などを食害します。雄穂に産卵し孵化した幼虫は、雄花や葉のつけ根などから内部に侵入して髄を食べ、潜り込んだ穴から黄褐色のふんを出します。
雌穂に侵入した幼虫は、実を食い荒らします。
出典: ymmfarm.com
農薬
- 三明デナポン粒剤5
未成熟とうもろこしを食害するアワノメイガ、ダイメイチュウを効果的に退治します。
※印は収穫物への残留回避のため、本剤及びその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示します。
作物名 適用害虫名 使用量 使用時期 総使用回数※ 使用方法 未成熟
とうもろこしダイメイチュウ 3~6㎏/10a
(3~6g/㎡)収穫21日前
まで2回以内 散布 アワノメイガ 4~6㎏/10a
(4~6g/㎡)雄穂抽出期~
雌穂抽出期
但し収穫21 日前まで本容器を上下に軽く4~5回振りますと約1~2gになります。
鳥害対策
トウモロコシの実がついたら、被害にあう前に対策をします。
鳥害の対策方法は、防鳥ネットを張ったり、トウモロコシの実に被せ物をするなどの方法がありますが、テグス(魚釣り用の透明な太めの糸)を張る方法が簡単でおすすめです。
テグスは、畝の四隅に支柱を立て、高さ2mほどのところに張ります。
これで、鳥がテグスに羽を接触させて驚いて危険を感じ、近づかなくなります。
栽培日数
ビッグ ゴールドラッシュ(アタリヤ農園):86~87日
収穫
- ベビーコーン(ヤングコーン)
家庭菜園では、一般的にトウモロコシの収穫は、1株に1本が基本です!!
雌花(雌穂)は1株に2~3本着きますが、大きくて甘いトウモロコシを収穫するためには
1株に1本の雌花(雌穂)に間引く必要があります。
この場合、1番上にできた大きな1番果を残して、
その下の小さな雌花(雌穂)は折ってしまいます。
ぉお!!(゚ロ゚屮)屮
収穫方法は・・簡単!!
第2果の雌花(雌穂)を摘み、下へぐっと引き下げて~もぎ取るだけ!!
このもぎ取ったものが、ヤングコーンとして頂く事ができるんです♪
- トウモロコシ
一般的なトウモロコシの収穫のタイミングは、ヒゲを見て判断します。ヒゲの色が、薄黄緑~薄茶~茶色~こげ茶色~黒色と変化していきますが~
1.ヒゲが茶色から焦げ茶色になっている
2.ヒゲが出てから大体22日~24日ぐらい経っている。
3.房が大きく太って実がしまっている感じ。(皮の上から手で触って確認)
4.雌穂の先端部分が黄色くなっている
5.試し採りをしてみる(皮を少しだけめくってみる)
*収穫時期ではなかったら、皮を戻しておきましょう。<収穫方法>
1.早朝のうちに収穫をします
2・実の根元を強くおさえ、手前に下げるように引っ張りもぎ取ります。
栽培記録(2021-1)
育苗種まき 2021/04/08
栽培日数:0日目
品種:アタリヤHD ビッグゴールドラッシュ
天気:晴れ
気温:7~18℃
昨年と違い、今年は育苗にチャレンジしてみることにした。
育苗にするか、直まきにするか悩んでいる間に月日が経ってしまい、育苗にしては遅い種まきとなりました。
品種は昨年と同じゴールドラッシュだが、ビッグとつくものを購入。
「低い背丈で管理しやすい」の言葉にやられました。
発芽 2021-04-20
栽培日数:12日目
天気:晴れ
気温:6~23℃
衣類ケースで代用した育苗箱にてうまく発芽出来たようです。
定植 2021-04-30
栽培日数:22日目
天気:晴れ
気温:13~24℃
育苗してきた苗を定植しました。
昨年と同じく、畝幅90cm、条間50cm、株間30cmで定植。
育苗が1セルに3粒蒔いて発芽したやつを分割するのに根っこがブチブチと切れてしまった。
来年はプラグトレー?もっと一個一個が小さいトレーを買おう…。
マルチ撤去・追肥 2021-05-29
栽培日数:51日目
天気:曇りのち晴れ
気温:17~27℃
ある程度育ってきたのでマルチの撤去・追肥を行いました。
昨年と同じく化成肥料を一株あたりひと握り。
昨年の日付を確認したらほぼ同時期。今年は育苗したが、栽培に差が出なかった。
育苗するのであればもっと早く育苗しなくては意味がないということが改めてわかった。
追肥 2021-06-12
栽培日数:65日目
天気:はれ
気温:17~28℃
雄穂がこんにちはしてきたので、追肥をしました。
いつもと同じく8-8-8の化成肥料。
雌穂が出てきた 2021-06-20
栽培日数:73日目
天気:はれ
気温:18~28℃
雌穂のひげがいくつか出てきた。
ただ、全てで出ているかと言うとそうではなくまだ数個…。
去年は一斉に出てきたような気がするが、大丈夫だろうか?
ベビーコーン収穫 2021-06-22
栽培日数:75日目
天気:くもり
気温:16~26℃
ベビーコーン(二番果)の収穫をしました。
収穫開始 2021-07-10
栽培日数:93日目
天気:はれのちくもり
気温:平均気温25.1℃(22.0~31.4℃)
栽培日数は予定日数を超えてきたが、昨年と比べるとイマイチ状況が良くない。
今年は雄穂を切り取らずにそのまま放置したため、アワノメイガやアブラムシも多く…
人工授粉もしなかったので粒ぞろいも心配だ。今回収穫したものは粒ぞろいも悪く、残念。
他の株はまだヒゲが茶色ではないので、もう少し時間がかかりそうだ。
収穫終了 2021-07-18
栽培日数:105日目
天気:はれ
気温:平均気温27.4℃(22.4~32.9℃)
2021年第一弾の収穫がすべて終了したが、人工受粉をしなかったためか粒ぞろいが酷い。
これは正直失敗のレベル(汗)人工受粉の大切さを改めて知る…。
この経験を次に活かそう。
栽培記録(2021-2)
播種(第二弾) 2021-06-09
栽培日数:0日目
天気:晴れ
気温:16~29℃
にんにく跡地似て余っているとうもろこしの種を撒くことにしました。
マルチは先日、第一弾とうもろこしから剥がしたものを再利用。
ちょうど第一弾の収穫が終わるくらいに収穫できる様になると良いなぁ…。
不織布撤去 2021-06-17
栽培日数:8日目
天気:雨ときどきはれ
気温:18~24℃
とうもろこしが発芽してきたので不織布を撤去しました。
なぜだか今回は発芽率が良くないような…。時期的なものか、撒き方が悪かったのか…。
マルチ剥がし・追肥 2021-07-13
栽培日数:34日目
天気:はれのち豪雨
気温:平均気温23.2℃(20.0~26.8℃)
背丈が50cmを超えてきたのでマルチ剥がし、追肥・土寄せを行いました。
手元に化成肥料がなかったので、有機配合肥料と鶏糞を混ぜて撒きました。
追肥・土寄せ 2021-07-23
栽培日数:44日目
天気:はれのち豪雨
気温:平均気温27.2℃(23.9~33.4℃)
雄穂がこんにちはしてきたので、追肥・土寄せを行いまいした。
追肥は10-10-10の有機入化成肥料。
ベビーコーン収穫・人工受粉 2021-08-03
栽培日数:55日目
天気:はれのち曇り
気温:平均気温29.1℃(25.6~32.9℃)
2番果のベビーコーンの収穫をしました。
前回の失敗を踏まえ、雄穂を2個切り取り2個セットで雌穂にこすりつけました。
(自分の雄穂だと受粉しないとのことなので、この2個セットがいいらしい)
収穫開始 2021-08-26
栽培日数:78日目
天気:はれ
気温:平均気温29.4℃(24.8~34.6℃)
栽培日数的にはまだ早いようだが、見た感じ収穫しても良さそう…?ここ一週間ほど悩んだが、
さきっぽからコーンのつぶつぶが見えるようになったので、収穫した。
結果から言うと収穫が少し遅かったようだ。
前回は栽培日数を過ぎてもなかなか物にならなかったが、気温が高いせいか?今回は早く収穫できた。
前回失敗した、受粉は人工受粉をし、粒が入るようにはなったがそれでも揃いが悪い。
それから害虫被害もありとうもろこしの無農薬栽培の難しさを実感。
栽培記録(2020)
種まき 2020/04/22
天気:晴れのち曇り
気温:10~18℃
品種:宇都宮農園 ゴールドラッシュ(サカタのタネ交配種)
畝幅90cm、条間50cm、株間30cmで種まき。
直まきのため、不織布べたがけで保温と鳥害対策を兼ねる。
調べたところポットでまいて、発芽後直植えにするほうが良いみたいだが…。
面倒なので直まき。
発芽 2020/05/01
天気:晴れ
気温:13~24℃
不織布べたがけのおかげで気付かなかったが、発芽していた。
種をまいたほとんどのところから発芽を確認。
不織布撤去 2020/05/04
天気:曇り
気温:17~21℃
芽が成長してきて不織布が窮屈そうになっていたので、不織布撤去。
間引き 2020/05/07
天気:晴れ
気温:11~19℃
間引きを行いました。
栽培順調 2020/05/22
黒マルチ撤去・追肥・土寄せ 2020/05/28
風で倒れた・土寄せ・追肥 2020/06/13
人工受粉 2020/06/18
ベビーコーン収穫 2020/06/26
収穫 2020/07/10
収穫 2020/07/12
天気:曇り時々雨
気温:23~31℃
引き続き収穫を楽しんでおります。
最初に収穫したものが歯抜けが多かったですが、その後、収穫しているものはみんな実が詰まっていて
なかなか良くできたと思います。
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